屁理屈

ネットで検索すると、「金額」とは“具体的な数字で表される金銭”、「価格」は“物の価値の貨幣による表示”とあります。

森友学園の8億円値引き問題が国会で取り上げられて久しいのですが、新聞を読んでいると、ここにきて財務省の太田充理財局長は・・・
「金額のやり取りがあった。そこは認めている」
「金額のやり取りが一切なかったかのように答弁が受け止められて誤解を招いたとすれば、おわび申し上げる」
としながらも、今年3月の前理財局長佐川氏の答弁は「金額」ではなく「価格」、つまり学園側への売却額を示す「予定価格」についてのものだったと釈明。
売却額そのものは事前に伝えていないので、佐川氏の答弁に問題はないということだそうです。
こういうやり取りを、我々商売や営業している人がやったらどうなりますかね。
「絶対、あいつはアホや!屁理屈ばっかり言いやがって~」「もうエエから帰れ」ってなるはずです。

商売人や営業マンは、自分の話している相手が、自分の発言により、どう思うかを考えて、それを推測して話をしています。。
自分の方に都合のよくなる話ばっかりして、それにより相手がどう思うのか?

財務省の人は相手のことを全く考えて話をしていないのですね。
これって凄くないですか?