芸術の秋・浪曲

昨夜は千日前の「トリイホール」で浪曲を聞きに行ってました。
鯨のお鍋「ハリハリ鍋」で有名な徳家さんが2階で、「トリイホール」はその上の3階です。

初めて行きました。
19時開演ということで、30席ほどの小さな寄席はいっぱいです。
いつも行く一心寺や寝屋川市民ホールとは違って若い人が多いようです。

最初は若手の「京山幸太」さんと「春野恵子」さんです。
二人とも以前より上手になられてますが、浪曲は若いということが必ずしもメリットではありません。
浪曲は「唸る」とか「語る」とかいう言い方をしますが、「歌う」とは言いませんので、腹の底から聞き手の心と頭に入ってこないと本当に「上手だな~」ってことになならないです。
まあ、それなりの年月が必要なんでしょうねぇ!
三人目のトリはお目当ての「京山幸枝若」さんです。
演目は「大関五所桜」でした、随分昔に聞いたものでしたので、殆ど初めて聞いたように聞き入りました。
本当に「上手だな~」と関心至極、堪能して帰宅した次第です。
野澤 裕二、”芸術の秋”の一夜でありました!