進化論

メガバンクのリストラが進みそうだとか。
AIの進化、少子化などで仕事が減るのでしょうか。

一昔の話ですが、銀行を辞めて不動産業界にという人は最初の2~3年は活躍するけど、その後は尻すぼみみたいなこと言っていたことありました。
まあ、銀行に限らず大企業の勤めていた人が会社を辞めて独立すると、最初は勤めていた会社の親しい取引先や仲のいい同僚の協力も期待できたのでしょう。
でも、いつまでもは続かないということだったんでしょうね。

でも、今は違いますね!
会社を辞めて転職することに違和感もありませんし、会社の方も終身雇用することに使命感は無さそうですから。
定年退職ではなくて大企業や銀行を辞めても、既存の人間関係だけでなくいろんなツールで色々な人と知り合う術を知っていますから強いですよね。

たとえ、それが昔みたいに“義理と人情”の世界でなくても平気です。
勿論、成約してもお客さんと酒を呑まなくても、協力してくれた同業者とメシを食べなくても平気ですよ、割り切っていますから。

うらやましいような、悲しいようなところもありますが・・・

コピー用紙

毎日のことですから、コピー用紙はたくさん使います。
たぶん、一日に30枚以上は使っていると思います。

1棟の収益マンションや、1棟売ビルなどまとまった戸数があると、レントロール(入居状況表)や建物図面、土地建物の登記簿謄本、公図、修繕履歴、固定資産税評価証明書などの資料が多いので、それだけで50枚とかプリントアウトしますから…
同業者の知り合いには、一度使ったコピー用紙を裏向けて自分だけが見る資料などをコピーする人が多いですね。
今まで裏紙を使わなかったのですが、先月から試しに使ってみると、それ様に溜めておいた裏紙がミルミル間に無くなってしまいました。
改めて、毎日のコピー用紙の使用量の多さにビックリしております。

今朝、そんなことで『紙 日本 使用量』で検索してみると、紙全体でも2000年前後が使用量ピークで、その後なだらかに減少しているみたいでしたし、コピー用紙も減少していました。
確かに、新聞も読まなくなっていますし、そもそも人口が減っているわけですから。
それでもトイレットペーパーと段ボールは頑張っているみたいです。
確かに、宅配などここ数年でも日常生活に定着していますし、段ボールは使ってますね。

その影響でしょうか、我々不動産業界でも「配送センター用地求む」とか「物流用地求む」とかよく話しに出ます。
こんな感じで、目に見えない変化が確実に起こっているという事でしょうか。

【追伸】
コピー用紙と全く関係はないのですが、安倍首相とトランプ大統領の夕食会(ステーキらしい)にピコ太郎さんが呼ばれているとか、コピーとピコがなんとなく似てたのでご報告申し上げます。

不動産人/家主さんのことが心配です

座間市の9人殺人事件のニュースをまた見てしまいました。

容疑者が車に乗せられて護送されていました。
その後、現場のアパートが映し出されてました。
この事件についてネット検索すると、本当かどうかは分かりませんが家賃がすごく安いとか、アパートごと売りに出されていたとか、いろいろなことが書かれています。

このアパートの持ち主、大家さんはこれからどうするのだろうと・・・・気になります。
まず、賃貸借契約は家主の判断だけでは解約できません。
まだ、有罪判決受けたわけでもないし、ただちに賃貸契約の解約に同意したわけでもないだろうから。
また、これから家賃を滞納して、家主が訴訟を起こして契約を解除するにしても費用と時間が掛かります。
容疑者の使っていた日用品などの残置物も、所有者の同意か裁判所の許可がないと勝手に処分できない。
それに、死体の臭いってなかなか解消できないと聞いていますから、同じ建物に住んでいる人も出て行くかも知れないので、家賃は減ることはあっても増えないでしょうし。

そもそも、売却するとしても売れるのかどうかも心配だろうなぁ。

収益用マンションやアパートを所有している家主さんにとって、病死や孤独死はあっても殺人事件は本当にあってはならないものです。

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コミュニケーション能力

神奈川県座間市の9人殺害事件・・・ニュースで始まると、チャンネル変えます。
もの凄すぎて気持ち悪くなりますから。

人間って、SNSで知り合って見ず知らずの人をいきなり殺すなんてことが出来るのでしょうか?

テレビでちらっと見たのですが、容疑者は街で女の子を風俗店にスカウトする仕事していたとか。
たぶん、ぱっと気持ちの中に入り込む能力があるのだと思いました。
その能力、SNSを使って手繰り寄せるってあらためて凄いと思いますね。
その能力、いいことに使えなかったのが残念ですが・・・

どんな仕事でもコミュニケーション能力って必要だと思いますが、営業とかの仕事は特に相手の意見を聞く能力とか、自分から伝える能力とか必要だとされています。
口が上手いとか、無口だとかとは別のものです。

まだ私が、20代でサラリーマンとしても中途半端な時代に、会社に資料請求してくれたお客さんの御家に始めて伺ったときの話です。
当時の私はほんとに若造で、お客さんは自分より年上の人ばかりでした。
仕事は土地の有効利用の提案して収益用建物の請負営業をしてましたから、お客さんも地主さんや会社経営されている方で人生経験も豊富でしたから、話の主導権というか、話の糸口みたいなのもお客さんから引っ張ってもらっていた感じの頃でした。

で、そのお客さんのお宅に伺い、確かシーズン外れのコタツに向かい合って座って、御茶を出していただきました。そうですね、年齢は50代半ばって感じで、昔はどこかの会社で営業していたというイメージでした。
あまりお客さんの方から話し掛けられる雰囲気ではなかったので、こちらから話をし始めたのですが・・・「それはアカンな」とこちらの話を遮られて、「営業というのは、始めに世間話とか雑談してから、本題に入るもんや!」と言われたのです。

(別に怒られたわけではありませんが、それから仕事の話は出来ませんでした。)

帰り道、その話を頭の中で何回も繰り返し思い返してみました。
その時は、未熟な自分が恥ずかしくもあり、有難い気持ちもありの心境でした。

でも、今となっては大変有難いことだったと思っています。

営業って自分を知ってもらうことから始まるってことで、それから仕事の話をすることが出来る。
信用してもらってお互いのコミュニケーションが諮れる言うことを勉強させられた話でした。

今の私は、世間話と雑談が多すぎるのが欠点ですが・・・(笑)