納税について考える

確定申告も終わり、ひと段落されている方も多いと思います。
また、年度末決算の会社も多いでしょうから、3月は個人も法人も一年間の締めくくりの季節でバタバタですね。

3月14日の政倫審で自民党の世耕前参院幹事長が裏金(還流金)1542万円は「すべて政治活動に使った」と言い、15日の参議院予算委員会では岸田首相が「納税と言うものは、社会のコストをできるだけ多くのみなさんに支えていただくためのもの。社会を維持していくためにも引き続き、国民のみなさまのご理解とご協力をお願いしないといけない」と言ってました。萩生田前政調会長は、裏金2000万円を机の引き出しに保管していたと言いつつ、戦闘機輸出の自民党と公明党の合意会見に偉そうな顔をして真ん中に立ってましたね。

偉い皆さんですが、一体どんな神経してるのかって思いました。(^^)

領収書や具体的な証明もない使途不明金なのに、「政治活動に使った」とだけ言えばイイのだから政治家は一度やったら辞められない職業ですよね。

大きな声では言えませんが、商売で一番儲かる方法は税金を払わないでおくことです。

儲けが大きいと、その分所得税・法人税や市府民税、はたまた消費税など容赦なしに支払いは増えますから。

日本の中小企業の6割以上が赤字だという。

もちろん、儲かっていない会社も多いだろうし、数字をやり繰りして税金を少なくしたいという意識もあると思ますが、そういう感覚と政治家の裏金を比べることは到底出来ません。

芸能人で言えば、昔、板東英二さんが「カツラが経費で落ちると思っていた」と釈明し、修正申告や追徴税を支払い、すべての出演番組から降板して一切テレビで見かけなくなりました。

「チュートリアル」の徳井義実さんは、3年間にわたって無申告だったとして、東京国税局から約1億を申告漏れと指摘され、長期の自粛期間を経て最近やっと復帰しました。

自民党の政治家たちはいったいどうなんだろうか、検察は4000万円以下を起訴しないということらしいですね。

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昔話になりますが、当方の事務所に税務署さんから電話があり、「今日お伺いします」というじゃないですか!
で、ひとりの税務署の職員がにこやかに現れました。
最初は簡単な雑談です、「帳簿を見せてください」という辺りから表情がから笑顔が無くなります。(笑)
結果、経費のうちの「接待交際費」の飲食代について、「これは野澤さんも飲み食いされてますよね?」と言われたので、「当然、わたしも一緒に飲み食いしてますよ」と返答すると、「生活費(食費と言う意味?)ですよね?」という屁理屈を…面倒くさいので、言われるままに若干の修正申告を受け入れて終了です。
これを「お土産」というらしいのですが。

政治家にはこういうことをしないのでしょうかね!

これじゃ真面目に税金納めようとする人は何を信じて仕事したらいいのか・・・どうなんですかね。

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