不動産業界は、国の政策に大きく左右される業界です。
税制対策では、個人が自宅として不動産を購入すると所得税の減税策があったり、相続税の強化が制度化されると、富裕層の皆さんは現金より相続税評価の低い高層マンションの上層階を購入して、もしもの時に備えたのも、国の政策に対抗する行動でした。
また、マンション経営する場合に、個人と法人を使い分けるのも、所得税や相続税対策でしょうし、遊休地にアパートを建てるのも所得を増やすというよりも税金対策の方に目が向いている場合が多いのでしょう。
景気が過熱して、銀行の融資が慎重になると取引は減少しますし、金利が下がると取引は活発になるものです。
それの繰り返しです。
だから、不動産業界は税制や、景気の良し悪しによって、ここぞとばかりに大きく振れるのが常(つね)なのでしょう。
建売ブームだと、猫も杓子も建売用地を探します。
投資用マンションブームだと、ワーとバッタの大群みたいに振り子が大きく動きます。
此間までは、ホテルブームとか民泊ブームって言うのがありましたので、大阪市内などの地価はマンション業者の買い値の2倍以上の金額でホテル建築目的の業者さんが買ってましたから、容積率の400%とか600%との高い土地は、無茶苦茶な取引価格高かったです。
で、公示価格も上昇して、新聞紙上では「不動産は景気がいい」なんて、好き勝手なこと書いてるわけです。
今ですか?今はどうも大きなブームは無いみたいで、全体的に一服している感じです。
それでも、私は相変わらず、『収益用のレジ系(住居系)』とか、『ビル系』の売り買いできる物件を探しておりますので、なにかありましたらご連絡お願いします。
バッタの大群が農作物に多大な被害をもたらす現象が発生することがあります。 バッタの大群が去った後の畑や水稲は、ペンペン草も残らないほど何もない状態になるそうです。ここで言う“バッタの大群”とはそんな状況を比喩ったものです。 |
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