不動産人/成果主義の弊害

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4月1日から三菱UFJ銀行が、年功色を薄め「成果主義」を強めた賃金制度に切り替えるそうです。金融業界も超低金利、人口減、キャッシュレス化と厳しい環境ですからいろいろな手を打ってくるのですね。

 

「成果主義」って言葉は前にも耳にしたことがあります。

バブル崩壊で業績悪化した企業が、コスト削減と業績アップの為に、勤続年数の長い社員に支払う高い給料を抑えつつ、仕事はもっとやってもらう方法として導入した平成初期の頃です。

たぶん、成果主義は人件費を抑えやすいのでしょう。

不動産業界は昔から「成果主義」で、年功序列は超大企業以外有り得ないと思います。
事務職の人は別ですが、営業職の場合は基本的に歩合給か、大きな会社だと成果をボーナス査定に反映させる給与体系です。
不動産営業は、個人色が強いくて新人や部下を育てる立場の中堅の営業マンも自分の成果が上がらないと成果がアピールできません。
悪い奴だと、若手や部下の成績まで横取りするなんてこともある業界です。
不動産会社は、若い人材の現場教育が疎かになりがちな環境です。

「成果主義」が強く出ると、会社に対する愛着は薄くなると思います。

やり手の営業マンが転職、独立する場合が多いのは、そういう理由もあると思います。

金融機関の仕事ってチームプレイとか組織力みたいなところもあると思いますので、各人の能力をちゃんと見ていてくれる人が上司に居てくれると安心ですよね、

数字だけで突っ走ると、去年あったような不動産業者が預金残高の写しを改ざんしたり、スルガ銀行みたいに都合の良いように融資審査を通り易くしたりして、銀行の目標数字を達成するために不正を行うことに繋がりました。

レオパレスが作業を簡略化していたのも、年度末に完成させて売り上げしようと無理していたと聞きましたし、会社から言われたら無茶をすることに繋がります。

今年に入ってからは去年よりも不動産融資はかなり厳しくなっていて、それ以外の融資案件は数少ないと言われていますので、銀行マンの人達が成果を上げるのはもの凄く過酷だと想像します。

無理やり数字を追いかけるなんてことのないように願っております。

「成果主義」だからと言って、決して無理をしないでくださいね!

“敵は社内にあり”

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