コロナ感染が収まらない中、2021年を迎えます。
昨年のお正月に、誰がこんなことになるなんて想像したでしょうか?
『一寸先は闇』
まさに、そんなことを体験した一年でした。
『人生には3つの坂がある』
かつて小泉首相が言っていたのを覚えている人も多いと思いますし、昔から結婚式では定番のお話でもあります。
1つ目は“上り坂”、なにをやっても好調でうまくいく時です。
2つ目は“下り坂”、なにをやってもダメで不調、どうしたらいいのか分からなくなります。
3つ目が“まさか”という坂です。実は“まさか”は、よく出没してくるものです。誰しも好調の時は、少なからず“油断”や“注意散漫”などの気の緩みが生じる。
”まさか”は文字通り、突然やってくるものですから、事前の準備の外にあります。
会社経営者でなくても、サラリーマンでも誰にでもそれなりに“まさか”はやってきます。
また、仕事以外でも、例えば癌の手術が無事終わって、一安心して毎年術後の定期健診を受診していたのに、4年目になぜかうっかり忘れてしまってその後、体調の不良を感じて再び受診すると癌が再発していたなんていうのも、“まさか”でしょう。(←これは私の父親の話です)
コロナ感染は個々人の”気の緩み”で起こったのではありませんが、第2波~第3波と続いてコロナ慣れみたいな妙な“気の緩み”があったのかも知れませんね。
12月の日銀短観(調査期間11月11日~12月11日)は四半期で2期連続の改善ですが、6月頃の景況感は最悪だったからの反動もあっての改善でしょう。
それにあくまでも大企業の指標であって、中小零細はそれよりかなり深刻でしょう。
景気が悪いということで、今年は去年より精神的にもきついような気がします。
年末にやっと、コロナニュースに頻繁に出てくる“65才”(後期高齢者)に成りましたので、体調に気をつけて、これまで以上に相違工夫して、ひとさまに喜んで頂けるような地道な商いに精進しないといけないと思っておりますので、本年もよろしくお願い申し上げます。
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