仮想通貨流出580億円

ネット上の通貨が不正アクセスによって580億円の資産流出があったという。

昨日ペットショップのレジでもクレジットカードの表示板の横に、見たことがないデザインのマークがいくつかあって、これが仮想通貨ってもんかと見直しました。
ついこの前の大幅下落に続いて、仮想通貨の信用はぐらついています。

私自身、正直、よく分かっていないので、「信じるか、信じないか」だけのものだと聞いてはいますが、要するに今のところ投資商品としては未成熟なものだということだけは分かりました。
ネット上では、仮想通貨から金(かねじゃなくって、きん)への乗り換え、株式投資への回帰など、次の投資商品についていろいろ書かれているようですが、これじゃあ、気の休まる時はないですね。

不動産投資にもブームがあって、儲かったり損したりという時期がありますが、一応、不動産投資の歴史は永くて、過去の教訓が教科書のように残っています。
だから、不動産投資をしようとする人は「絶対儲かるとか、必ず値上がりする」という考えはほんらいないはずですが・・・その渦中に居ると“自分だけは違う”と気持も分からないではありません。

投資対象である不動産は、オーナーの考えに沿って借主を満足させたり、がっかりさせたりすることもできますし、協力する不動産業者との”阿吽の呼吸”によっていろいろな問題に適切に対処したり、リフォーム業者にスムーズに指示をしたりすることで建物を保全できたりもできるもので、それなりに手間隙を掛けることで安定した「インカム」(収入)を得ることができます。
また、所有者の都合に合わせて自ら出口戦力を選び、「キャピタル」(売却益)を得ることも可能です。
そういう点では、マネーゲームの手法とはかなり違った“投資”であると思うのです。