温故知新/”浪曲”って面白いですよ!

わたし、実は浪曲(=浪花節)が好きでして、特に「京山幸枝若」(きょうやまこうしわか)さんが好きです。

此間も、四天王寺の一心寺南側にある南会所に行ってきました。
東京の浅草に“木馬亭“という浪曲専門の小屋があるそうですが、大阪はこの”一心寺門前浪曲寄席”のみが定席です。
といっても、ひと月に3ヶ日間の興業です。

9月9日土曜日は初日で、約100人余りの観客が入っていました。
年齢層は私(←61歳)でも平均より少し若いって感じでしょうか(^^)

浪曲師には、最近若手の方も居られて、20~30代もよく出てはりますね。
浪曲師は昔から、男女対等の演芸だったらしくて、今でも男女・年齢問わず頑張っています。

個人的には、やはり年季の入った年配の方が演じる語り口調のものが好きです。

今の京山幸枝若さんは2代目ですが、初代の幸枝若さんを亡くなった父親がよくテレビなどを見ていた影響からか、30歳過ぎたあたりから初代の幸枝若さんのカセットテープやビデオテープを買って聞きし始めました。

今では浪曲も古典芸能のひとつですが、昭和の初めには日本で最も人気のある芸能だったそうです。

落語は「噺す(はなす)」、講談は「読む」、浪曲は「語る」と表されるように、曲師さんの弾く軽快な三味線とのアドリブで一つの物語を(ふし)と啖呵(たんか)で演じる芸です。

節は歌う部分で物語の状況や登場人物の心情を歌詞にしており、啖呵は登場人物を演じてセリフを話すという風に構成されています。

ひと昔前には浪曲専門のレコード会社があったそうですから、それも大阪にあったそうですから、すごい人気だったんでしょうね。

ともあれ、笑いと涙の2時間余りの公演が終わって、4人の出演者の方と握手して帰宅の途にと相成りました!

あ~面白かった!

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