今年もあと2週間ほどで終わりますが、昨年に続いてコロナに振り回された感のある一年間だったように思います。
そんな年末に「あっ!」と驚くニュースが飛び込んで来ました。
森友学園の公文書改ざん問題で、自殺した赤木さんの奥さんが国への訴訟で、国側が奥さんの請求を受け入れて、急転直下で裁判が終結したと…
新聞やネット上では、これ以上裁判が続くと國側に不都合な真実が出るよりも、お金を払ってさっさと終らせた方が都合がいいという判断だということですが。
そもそもその1億円以上のお金も税金でしょう。
TVで赤木雅子さんが「ふざけるな!」と叫んでいたのは当然のことだと誰もが共感できることだと思います。
法的にはそれで終結できたとしても、問題は全く解明されていません。
悪い奴は法律をよく知っていて、その裏を利用して世渡りをすると言います。
良心の無い人間には、法律は無力なのでしょうか?
朝日新聞の12月16日付一面には、「赤木さんの裁判終結」の記事の横に、「国交省 自ら統計書書き換え」の文字があります。ネットニュースでは「書き換えは、修正だった」とか、「悪意はなかった」とかいうことも見受けられました。
人間は間違いを起こすものだが、その後の態度が大事だと言われます。
「誠意」のない反省などなんの価値もありませんし、反って怒りを覚えます。
こんなことをしていて、『日本』って本当に大丈夫な国なのでしょうか?
凄く心配になるニュースを耳にしながら、来年を迎えることになりました。