新型コロナのお陰で、日本ってつくづく”アナログ社会”だったことがよく分かりました。
全国すべての人に一律10万円を配る「特別定額給付金」はネット申請では入力ミスも多く、職員が申請書と住民基本台帳と照合す作業でに時間が掛かり過ぎて、郵送で申請した方が支給が早いそうです。
また、東京都では休業や営業時間短縮要請に応じたお店や事業者に支給する「感染拡大防止協力金」(50万~100万円)の申請を5月11日から支給を開始したのですが、9万件の申請件数うち支給が決まったのは1週間経っても2800件(約3%)だそうです。
職員の人海戦術だけでは捌ききれないようです。
(いずれも、5月19日朝日新聞より)
郵送申請を推奨する大阪府泉佐野市 ⇓
マイナンバーも15~16%の人しか持っていないとか、給付金や貸付金の種類も多すぎて、家計や事業の「支援策一覧表」とか載っていてもどこがどういう内容なのか判り難いですね。
最近でこそ、確定申告のネット申告は分かりやすくなりましたが、数年前はなにやらややこしくて嫌になってしまって、結局のところ税務署に持っていったり、郵送したりしていました。
お役所の申請書や手続き方法は、国や市役所、区役所を含め総じて民間の感覚では有り得ない面倒くささです。
今回のことを教訓にして、ネット申請や業務の効率化を進めてもらうよう切に願うばかりです。
それから、選挙の投票もネットで出来るように早急に法律を変えて欲しいのですが・・・今の自民党は「検察庁法改正案」を頑張っても、ネット投票はきっと嫌でしょうね!!
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