不動産人/”麻の中の蓬”

【麻の中の蓬】あさのなかのよもぎ
蓬のように曲がりやすいものでも、まっすぐな性質の麻の中に入って育てば曲がらずに伸びる。人は善良な人と交われば自然に感化を受け、だれでも善人になるというたとえ。

国土交通省によると、全国で宅地建物取引業者数は12万3416社(平成28年)だそうで、ここ20年間少しは減少しているものの概ね横ばいです。

ちなみに大阪府知事免許数1万2608社は、東京(2万4630)に次いで全国2位です。
免許者数比が東京の51%ですから、人口比率(下記参照)からすると大阪は不動産業者が多い地域だと言えます。…確かに大阪って不動産屋さんってゴロゴロ居ます(笑)

人 口 : 東京都1315万9千人【100】 大阪府886万5千人【67】
(H22年分総務省)

個人資格である宅地建物取引士(旧の宅地建物取引主任者)は、全国で100万4662人、東京21万2450人、大阪9万5297人で全国2位です。対東京比では、44.8%となっております。

 

【麻の中の蓬】の諺ですが、特に個人経営している不動産業者って、親の代から不動産業者で無い限りは、それまでにどこかの会社に勤めていた経験があるものです。

それが不動産会社であってもなかってもちゃんと社会経験ができますし、ことの善悪やいい人と
悪い人の区別、好き嫌いや物事の道理も体験してから、それぞれが不動産業者として起業しています。結構、この今までの経験や仕事の進め方が今の仕事に繋がっていると思えることが多々あります。
すぐに結果を求められる仕事、こつこつと積み上げていく仕事、離職率の高い職場、…いろいろな仕事や職場があったと思います。

この間、来年の新社会人の入社式が各地であったようで、スーツがぎこちない学生風の集団を地下鉄のプラットホームで見かけて、『いっぱいイイ人に出会えるといいな』って思いました。

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