【金融政策、当面は維持】
不動産市場に大きな影響を与えるのは「金融」ですが、10年間続いた黒田総裁がやっと降板することになりました。
これで異次元の金融緩和の修正はそろそろ具体的な問題になると誰もが感じたはずですし、
植田総裁が正式に決定すれば、金融緩和とゼロ金利の政策がどうなっていくのかに関心がもっと高まるはず。
でも当面は今の金融政策を継続するということですから、取り敢えず従来通リに不動産市場もそれなりに底堅く推移しそうです。
ところが金融政策は従来通リでも、いま大きな問題になっているのは「インフレ」、特に不動産取引に大きな影響を与えているのは急上昇している「建築費」の問題です。
土地取引がなんとか成約しそうでも、建物の金額が10%とか20%アップしちゃぅと事業計画が成り立たなくなって結局は駄目になるケースが続出しています。
「金融」より「インフレ」という側面から、不動産市場が大きく揺さぶられています。
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