コロナの終息が見通せないまま、GOTOイートやGOTOトラベル、GOTOイベントなどの景気刺激策が次々と実施されています。
さすがにいつまでもジッとしているわけにも行かないですから。
不動産業界でもことし3月ごろには、秋にはお買い得な物件が出てくるとか、夏ごろになれば冬には物件が出てくるなんて言い続けていましたが、意外にも売り物件は少なく、且つ、価格も低下する気配もありません。
その理由については、「金融緩和による潤沢な資金が売り手側を支えているから」という意見が大半です。
逆にその金融緩和は買い手側にもあって、最近ではそれなりの利回り(≒価格)であれば、ちゃんと融資が付くということにもなっております。
一棟売ビル、一棟売マンション、店舗ビルなどある内で、特に収益物件の多いレジ系(マンション)が人気者です。
景気の動向に左右されにくいと言われているレジ系の物件は、買主がプロでなくてもサポートする不動産業者がチャンとしていれば、投資用物件としては比較的危険性は低いと考えらます。
区分所有の投資用マンションでも同様ですが、投資用マンションの管理会社さんの中には家主さんを食い物にしているところもありますので、そこは十分注意すべきですね。
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そうそう、第一生命が来年の10月から「確定給付型」の年金保険について、運用利回りを年1.25%から年0.25%に下げると発表しました。
「確定給付型」の企業年金は、公的年金(国民年金や厚生年金)に上乗せして給付されるのですが、契約先の企業は3000社にものぼり、長らく続く低金利の状況から生保も運用にこまっているのでしょう。
生保はは確定利付資産(公社債など)が中心で、リスク性資産と呼ばれる株式や不動産など儲けの幅が大きいものはグッと少ない。
昔は生保も貸ビルを駅前にいっぱい保有していましたが、今では不動産の比率は当時の半分以下です。
但し、それでも6兆円くらいはあるんだそうですが・・・
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それに、来年か再来年かは分かりませんが、ワクチンが開発されてコロナが収束したら世の中の空気が一機に上昇して「コロナ禍ってありましたよねぇ」なんてことになるということを言い始めている人も結構いてはるみたいですよ。
市中に漂っているマネーが「虎視眈々と獲物を狙っている」という感じがヒシヒシとします。
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