不動産人/高すぎる価格査定

居住用不動産でも、事業用不動産でも売却を考えた時にはある程度「相場」を知っておいた上で、不動産仲介業者の“価格査定”を依頼されると思います。
特に居住用不動産ならば、ネット上で複数の不動産業者に一括して“価格査定”ができるサイトもあります。

こういう“価格査定”は、あくまでも簡易なものですが・・・中でも、分譲マンションは比較的ネット上での”価格査定”がしやすいものです。
戸建住宅はそれよりも難しいものですし、道路付けや暮らし方などによって幅がありますので、現地を踏んでみないと分かりません。
本来は簡易査定には不向きです。

それに対して、事業用物件の価格査定ですが、事業用の物件と言っても種類がたくさんあります。
自社ビルや空ビル、一棟売マンションや区分投資用マンション、店舗、倉庫など様々ですし、立地だけでなく、収益性を加味して値踏みする必要がありますし、売却する理由もいろいろありますので、

不動産業者は売主様との話し合いが必要です。

不動産業仲介業の免許は、「宅地建物取引業」の一種類ですから、その不動産業者さんが何を得意にしているのかよく分からないものです。
我々のような不動産業者でも、初めてお会いする不動産業者の方がどんなキャリアをお持ちなのかは分かりません。
また、不動産会社の姿勢にもいろいろありますので、物件を売買しようとお考えの方は、

信頼できる不動産業者さんを見極めることが大事です。

売却依頼を取るために、売れる可能性が低い高額査定をポリシーにしている不動産会社は少なくありませんので、ご用心して下さい!

取り敢えず、売りに出しておいてから考えるということがあるからです。
以前にも書いたことがありますが、“さらしもの”って言って、長い時間売りに出している物件は、物件を探している方から『何かあるのだ!!』という目で見られることがあります。
取扱いしている不動業者もその辺を分かっていて、結局、売主さんに“安い金額で取引するしかない”と思わせる作戦なんてこともあります。

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かつての資産形成の話

多分、いま50歳以上の方なら分かると思うのですが、曲りなりにも景気が上向きだった頃の話です。

就職して、その後に結婚して暫くすると、それまでの賃貸生活とはお別れして、こじんまりした中古のマンションを購入です。
子供が出来て、小学校に上がる頃、または中学校に進学する頃になると、初めて買った自宅を売却して、もう少しゆとりのある間取りの新築なんか購入します。
売却益で儲けた分は3000万円控除なんかもあったりして、財産形成は順調そのものです。
それでもまだ時代がまだイイ時には、再度自宅を売却して“終の住まい”を確保することにもなるのです。
そんな風に、自宅を買い換えるだけで、個人の資産が増える時代がありました。

実はこのスキームが新築住宅をドンドン建てて、関連する不動産・設備機器・電化製品などの需要を活性化して、またまた景気が浮揚するということにつながるわけになっていたのです。
そんなに大昔のことじゃないんですけど、そういう時代を知らない人が増えていて、まるで遠い昔のことのようです。

不動産人/さんプラザ店舗”テナント募集中”

予ねてよりテナント募集の依頼を受けておりました神戸三宮「さんプラザビル2階」の元ブテック店舗のご紹介です。

面積:64.88坪   賃料:140.4万円(税込み・共益費込み)

営業可能時間:10時~20時30分 

ご存知、三宮センター街の北側に隣接する地下には飲食店街、1・2階部分は美容院やブテック・飲食店や物販店が入っている、地上13階建ての大型複合ビルです。

現状、給排水設備がありませんが、商店街側壁面に大型の看板スペースもあり、集客力の見込める分かりやすい立地です。

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不動産人/高利回りのホテルや民泊物件

知り合いのビルオーナー様から、「中国の友人が、ある不動産屋さんから京都の民泊物件を紹介されているので、見て欲しい・・・」と頼まれました。                        正直な話、他の不動産業者さんのジャマもしたくないので、気は進まないのですが、一応、簡単な物件説明書を見てみました。

民泊やホテル物件は、収益マンションなどに比べて、ちゃんと稼動していれば月の売上が3倍くらいはありますので、表面利回りは収益マンション等よりは相対的に高くなります。           それに伴って、売価も数年前より高くなっているので、いわゆる土地が幾らで、建物が幾らっていう計算をすると、売価の半値にしか評価できないなんていう売り物件もあるくらいです。        でも、収益はそれなりに確保できる場合も多いみたいです。

大阪市内の売り土地でも、従来、マンション用地だと思われている物件が、ホテル用地として値踏みすると格段に高いものになることが多くなっています。                      極端な話、道路付けのいい数百坪の土地はみんなホテルを建てる買主に買われてしまうような感じです。                                             冒頭にお話した物件も、京都の友人でる不動産業者さんに聞いたら、値段が凄く高いということでしたので、やんわりその辺の事情をお伝えして判断はお任せしますと報告した次第です。

 

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