今昔物語/「てんしば」と「大阪城公園」

連日の大雨で「大雨特別警報」なんて聞いたことも無い警報を耳にして、ほんとに凄いことだと感じています。
皆さん、油断大敵です、気をつけましょう!

 

大阪市と大阪府の関係は”上手く行っていて”インバウンドの効果も、全国でも大阪が一番晃かあるみたいで、活気があってイイ感じです!

私、特に橋下徹さんのファンでもないし、維新を支持している人間でもないのですが、橋下市長の時代にいろいろ種を蒔いた施策に花が咲いたって感じております。

懸案だった大阪市営地下鉄も民間の大阪メトロになり、数年前から構内のおトイレはかなり綺麗に改修工事が実施されて利用しやすくなっています。

昔を知っている人が、今行ってみると驚くのが、旧天王寺公園にある「てんしば」でしょう。

私が二十歳を少し越えた頃の天王寺公園も緑いっぱいで趣があって良かったのですが、夜など新世界で映画を観てから天王寺駅に向って帰ろうとして、公園内の坂を歩いていると、オカマの人達が立っていて声を掛けて来たりされました。
昼間でも市立美術館横の路上に大きなボリュームでカラオケで歌ったり踊ったりする常連の人達を恐々横見しながら歩く家族連れがいたりして、今では創造出来ないくらい独特の雰囲気の場所でしたね。

まあ当時は、それが天王寺らしいと思っていたのですが・・・

その後、大阪市が天王寺公園の美化(?)に乗り出したのですが、公園の有料化と塀で囲う作戦で浮浪者退治をしたお陰で、天王寺公園の持つ良さはいっぺんに無くなってしまいました。

「てんしば」は今年3月で2年半経ち、入場者1000万人を突破したそうです。

大阪市から選ばれた近鉄さんの営業努力の賜物でしょう。

てんしば https://www.tennoji-park.jp/

片や、「大阪城公園」「てんしば」とは違って外国人観光客の数が多いですね。

大阪市民にとっても、大阪城公園と言えば、梅の季節に梅林、桜の季節のお花見とかそれほど結び付の多い場所でもなかったのです。
他府県の人にも、「大阪に旅行に行っても見物するものが少ない」と言われていたもので、大阪城に行って、後は京都か奈良に行くなんていう時代も・・・今や、USJ、通天閣、海遊館、それに道頓堀界隈と人が人を呼ぶ勢いです。

何と言っても、「大阪城」は大阪のシンボル的なものなのに、確かにかつて大阪市の外郭団体が経営していた飲食店や土産物店はかなりショボイものでした。2014年大阪市長の発令で、大阪城公園の整備・管理を行なう事業者を公募により選定することになり、「大阪城パークマネジメント共同事業体」が事業運営しています。

事業体の中身は電通、大和ハウス、読売テレビなど5社の企画で、大阪城トライアスロン、イルミネーション、レストラン、武士や忍者のグッズなど次々と集客のアイデアが投入されています。

大阪城パークセンター

https://osakacastlepark.jp/

これも橋下さんや現市長の吉村さんの功績が大きいと思います。やっぱり、世の中は変化しないと良いものは生まれないように思います。

 

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